じわじわと低い温度で湯煎して料理する低温調理が密かにブームらしいですね。
低温で調理すると旨味や栄養素が逃げないので柔らかく美味しい肉料理を作ることが出来るのだとか。
低温調理器具を使えば、ローストビーフやステーキなどの肉料理から魚介類を使ったアクアパッツァや煮物料理、デザートまで色々なものが簡単・美味しく作ることが出来ます。
でも料理初心者や料理が苦手な人、料理嫌いで面倒くさいことしたくない人でも使いこなせるものなのでしょうか?
そこで今回は料理嫌いで機械に疎い私が低温調理器BONIQを使ってミディアムレアのステーキを作ってみました。
低温調理器BONIQとは
見た目が格好良くっておしゃれ家電って感じですよね~。
てっきり海外ブランドだと思っていましたが日本ブランドでした。
日本で初めての低温調理器専門ブランドで1年で1万5千台も売れたらしい。
温度は5~100℃まで0.5℃刻みで設定できます。
タイマーもついています。
他メーカーの低温調理器だとお鍋タイプもある中、家にあるお鍋に固定して使るタイプなので比較的コンパクトがウリ。
温度と時間を設定するだけなので操作が簡単です。
別売りのスタンドに立てるとすっきりと収納できるしインテリアとしても使えます。
保証は1年間で困ったときのサポートセンターもあります。
まあ、コンパクトがウリと言っときながら実物は割と大きいんですけどね。
でもBONIQがデカいんじゃなくてスティック型の低温調理器ってこんなものみたいですよ。
本体とお鍋に固定するクリップが入っていました。
一緒についていたガイドブックには使い方からレシピも載っています。
ステーキはこのガイドブックに載ってるレシピで作りますよ。
低温調理器BONIQを使ってステーキを作ってみた
牛肉に塩胡椒で下味をつけます。
お肉は普通のスーパーで買いました。
オーストラリアの肉だったと思います、多分。
お鍋に少し温めたお湯に入れてBONIQを投入します。
深さが15cm以上の鍋を使います。
BONIQに左にある①のボタンを押して温度を設定、右の②のボタンで時間を設定して③のスタートボタンでセット完了です。
設定する時は持ち手にある縦長に青く光っている部分を回して温度や時間の数字を変えます。
ステーキのレシピには58℃、1時間と書いてあったのでBONIQにセットしました。
セットが完了するとBONIQが動き出しお湯の温度を設定した温度まで調節していきます。
ジップロックに肉を入れてお湯につけながら中の空気を抜きチャックを閉じます。
最初のお湯を40℃以上にしておくとすぐに肉を入れても大丈夫。
お湯が設定した温度になるとタイマーが入り低温調理スタートです。
1時間このまま放置です。
写真ではコンロの上で作業していますが、BONIQ がお湯に熱を加えるので火は使いません。
コンセントが届く範囲ならどこでも置けます。
放ったらかして大丈夫なのでタイマーをかけてる間に別の料理を作ったり、片付けたり、子供の相手などが出来ます。
タイマー完了の音が少し小さいので離れると聞こえないかもしれませんね。
1時間経ってタイマー音がなり、お鍋からお肉を取り出しました。
ジップロックの中に多少肉汁が貯まっています。
後はフライパンで軽く焼目をつけて完成です。
ちゃんとミディアムレアになっていますよね。
お肉を切る時に結構な量の肉汁がジュワ~と出てきました。
お皿にも少しついてるのは切った後も出ているからだと思います。
機械に疎い私のやらかしポイント
手順を見ると、とっても簡単なんですが機械に疎い私は色々やらかしています。
①お湯につけないでBONIQにセットしたのでエラー音が鳴ってしまい、原因がわからず
ずっとピーピー鳴らす。
何回セットし直してもエラー音が鳴るからパニクりました。
②用意したお湯がほぼ水に近かったので設定温度になるまで時間をかかりステーキを作るのにかなりの時間がかかる。
③設定温度になっているのにタイマーが動かない
セット時のエラー状態のままお湯に投入したのが原因です。
BONIQは動いているので全然気づかなかったんですよね~。
でもよく見るとわかります。
正常に動いてる時はボタンが青なのに対し、エラーが起きている時は赤く光っています。
ちゃんとガイドブックを読みながら作っていたんですけどね(^_^;)
ちなみに後日調理した時は用意したお湯が熱すぎて設定温度まで全然下がらず、結局水を加えて温度を下げたやらかしもしています。
柔らかく美味しいステーキが完成!
調理中に色々やらかしてましたが、出来たステーキはとっても柔らかい!
普段ならもっとパサパサして固くなったりしますが、大成功でした。
私みたいな鈍くさい事していても上手いこといきましたよ。
BINIQはお手入れもラクラク
BINIQはお湯に浸けるだけなので、使った後も全然汚れていません。
使い終わったら水分を拭くだけでいいからめっちゃ楽。
数回に一度、写真のようにステンレス部分が外れるので中をスポンジで軽く洗ってお手入れします。
番外 蒸し鶏もプリッと美味しく出来た
後日、鶏むね肉を使って蒸し鶏にチャレンジしました。
むね肉なのにプリッとしててパサつきが全然ないんですよ。
柔らかくこちらもめちゃ美味しくで来ました!
今までしっとりしたむね肉を作るために弱火で湯がいたりしていましたが、BONIQの方が断然美味しく出来上がっています。
これを食べるとスーパーで売られているサラダチキンは買わなくなりますよ。
料理が苦手・機械に疎くても美味しく作れる
私のような料理嫌いで機械に疎い鈍くさい人間でも低温調理器BONIQを使うとちゃんと柔らかいステーキや蒸し鶏を作ることが出来ました!
ローストビーフも少し手順が違うだけなのできっと美味しく作れるでしょう。
レシピはガイドブックの他にBONIQのサイトでも沢山紹介しているので、使い道がないと保管したまま眠った状態にはなりませんよ。
収納用のスタンドやお鍋も一緒に購入できますので、届いてすぐに作ることが出来ます。
使ってみて感じたのはスタンドは必要ですね。
絶対に立てて収納したほうが邪魔じゃない!
セットで買うとお安くなります。
美味しくしかも栄養価が高い料理が作れるので、子供や旦那さんの健康のためにも低温調理を作ってみてはいかがでしょうか?